認定こども園を選ぶときにチェックしておきたい、教育方針について解説

認定こども園を選ぶときにチェックしておきたい、教育方針について解説
認定こども園で過ごす時間は、幼少期の子どもにとってはかけがえのない時間でもあります。そのため、後悔のないように園を選びたいものです。お子さま、保護者に合った認定こども園を選ぶ方法として「教育方針」の確認があります。今回は認定こども園の教育方針について解説いたします。

教育方針とは?

認定こども園の多くはさまざまな教育方針を持っています。子どもたちの想像力を伸ばすことに力を入れている認定こども園、スポーツを積極的に取り組みことで丈夫な体づくりを目指す認定こども園があります。また、勉強に力を入れているところや芸術に力を入れているところもあります。

自分の子どもに合った認定こども園を選ぶときには、認定こども園の掲げる教育方針にどれほどシンパシーを感じられるかが重要です。また、自分の子どもの性格が認定こども園にしっかり合うかを考慮しましょう。

教育方針はサイトでもチェックできる

多くの認定こども園ではホームページを持っているので、サイトで教育方針をチェックできます。認定こども園によっては、具体的な教育方針や目標、指導方法なども紹介しています。サイトに載せている教育方針を確認して、園に通う子どもたちについてどれほど本気に考えているのかを調べておきましょう。

しかし、より具体的に教育方針を知るには、入園を希望する認定こども園を訪れてみるのもおすすめです。そのときには、子どもと一緒に園の雰囲気を確かめ、「楽しかった?」「この認定こども園に行ってみたい?」と率直に聞いてみましょう。園に通うのは子ども自身です。そのため、まだ小さいからと考えるのではなく、子どもの意見もしっかり参考にしてください。

内閣府が掲げる教育目標や保育目標

認定こども園の指導官庁は内閣府です。内閣府では、認定こども園に関する教育や保育要領を紹介しています。内閣府では目標を掲げています。さらに、内閣府は教育や保育に関する計画書の作成について、以下のような指示を与えています。

  • 学年ごとの教育課程について、特別な場合を除いて39週を下回ってはならない
  • 保育を必要とする園児について、保育や教育の時間は原則として1日あたり8時間とする
  • 1日の教育課程の時間は、4時間を基準とする
  • 指導計画については、障がいのある園児の指導や小学校教育への接続に向けた保育や教育となっていること

認定こども園を選ぶときには、園が掲げる教育方針だけではなく、内閣府が掲げる教育方針に則ったものであるかをチェックするようにしましょう。

独自の教育方針を掲げている認定こども園も多くある

認定こども園は小学校や中学校とは異なり、義務教育ではありません。そのため、認定こども園によっては、独自の教育方針をとっているところも多くあります。

一つの例として英語などの外国語教育があります。日本では、以前は中学校から学ぶ科目だったものの、文部科学省の指導により2020年から小学校でも英語の授業が必修化されます。それにより、なるべく小さいときから英語に触れる機会を作りたいと考える保護者も増えています。

そこで、認定こども園の中には、英語を楽しめる機会を作ることを教育方針として掲げているところもあります。歌やダンスを通して英語を覚えるなど、ネイティブの講師が教える認定こども園もあります。そのため、認定こども園を選ぶときには、その園ならではの魅力的な教育プログラムの有無もチェックしておきましょう。

認定こども園を選ぶときには、複数の施設から検討するのがおすすめ

認定こども園を選ぶときには、複数の施設から絞るのもおすすめです。各家庭によって重視したい教育方針は異なります。また、教育方針が魅力的な認定こども園を見つけたとしても、距離が遠いために通いにくいといった問題もあるでしょう。いくつかの候補をピックアップしてから1つに絞っていくのがおすすめです。

まとめ

多くの認定こども園には教育方針を持っています。子どもに適した園を見つけるためにも、教育方針を確認してから入園の願書を提出するようにしましょう。教育方針は直接聞くことができますが、ホームページからも確認できます。

群馬県高崎市にある「学校法人東大室学園 清華幼稚園」では、以下の教育方針を掲げています。

「大切な人間の基礎が培われる幼児期に、豊かな経験、のぞましい援助、ふさわしい環境、そして周囲の円満な連携などにより、心身の調和的な発達を促し、たくましい人格と優しい心の子どもたちの育成を目指した保育をしています。」

高崎市近辺で、認定こども園をお探しの方は、ぜひ当園にご連絡ください。

電話番号: 027-268-1992
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