認定こども園に預ける前に感じるこども園への疑問について詳しく解説!

認定こども園に預ける前に感じるこども園への疑問について詳しく解説!

平成27年に誕生した幼稚園と保育園を併せ持つ認定こども園は、まだまだあまり知られていない施設です。従来の保育園と幼稚園との違いは分かってはいても、全ての疑問がなくなったわけではないと感じる方も少なくないでしょう。今回は、認定こども園に対するさまざまな疑問についてご紹介します。

認定こども園になると変わることについて

保育園が認定こども園になったら何が変わるの?

1号認定の子どもも利用できるようになります。従来の保育園を利用することになった場合、両親が共働きの家庭で保育ができないといった認定を行う必要があります。

保育園を利用していたとしても、利用中にどちらかの親が退職すると認定要件を満たせず、退園を余儀なくされます。しかし、認定こども園に通っている場合は、1号認定に切り替えるだけでそのまま通い続けることができます。

別の保育園に移動する必要がなくなるため、子どもにかかる転園の負担を軽減できます。また保護者の視点からも、これまでと変わらずに通い続けられることが大きな魅力となっています。

幼稚園が認定こども園になったら何が変わるの?

今まで教育を受けられなかった保育園の子どもも一緒に学べるようになります。幼稚園は学校の教育を提供する「教育機関」の役割を果たしています。そのため、保育園のような保育の提供は今までされていませんでした。

施設が切り替わることで、11時間の保育を受けながら勉強もしっかり行えます。また、こども園になることで保育が必要な家庭の保育料の範囲で保育サービスも受けられるようになりました。

システムについて

ここでは、園内のシステムの疑問について答えます。

幼稚園と保育園との教育課程の違いって?

連携施設のこども園の場合、「幼稚園教育要領」と「保育所保育指針」に基づいて作られます。そのため、教育課程自体は幼稚園と保育園と差が生まれることはありません。しかし、こども園には保育時間が異なる子どもが集まっているため、クラスで行うイベントや活動が午前中に集中することがあります。

そのほかの教育に関しては、クラスごとで行うため知能に差もあまりつかない教育課程を取っている園がほとんどです。

土・日・祝日に行事を行った場合の振替休日は?

認定こども園では、運動会などの行事を行ったときに振替休日は設けていません。共働きのご家庭への配慮としても、ほとんどの施設では振替休日を取らずに行事を開催します。振替休日を取らない代わりに、平日午前の行事が多い園もあるため申し込み前にご確認ください。

保育時間に差が出ることで、子どもの成長に影響はある?

家庭では培えない社会経験や、自然と文化に触れ合うことを目的として活動を行っています。どの保育時間であったとしても、学ぶことは午前中を中心に行うため受けられない授業があるといった心配はいりません。また、一日の流れを通して教育が行われるため、活動の違いや保育の違いで成長の差を生むことはありません。

申し込みについて

保育料の算出方法は?

保育料は、新制度の決定によって市民税額をもとに毎年決定します。前年度の収入の変動に伴い、保育料の区分に変更があった場合に保育料が変わります。収入が前年度よりも急激に落ちていた場合は、保育料も安くなります。4月から8月分の保育料は前年度の市民税額で決まります。9月以降は当年度分になるのでご注意ください。

年度中に利用切り替えはできるの?

認定こども園は保護者の都合の変化に対して、柔軟に対応できる点も魅力です。転園するときの子どもの負担を考え、通い慣れた園でいられるようにするためにも、幼稚園と保育園部分で利用の切り替えが可能です。

切り替える場合は、市役所へ行き「保育の必要性認定」を受ける必要があります。また、利用定員数がオーバーしないようにするために、一度協議を行います。利用切り替えを行う場合は、変更の2週間前までには連絡するようにしましょう。

申し込むにはどうしたらいいの?

申し込みには、幼稚園の場合はこども園に直接お申し込みください。保育園への申し込みは市役所で行います。認定こども園は認定区分を決定する必要があるため、指定の場所で申し込みをする必要があります。

まとめ

認定こども園に対する疑問は現在入っている園の移行に関するものが多いです。今まで通っていた施設が変わったからといって、大幅に変化する部分はありませんのでご安心してください。むしろ保護者や環境の変化に柔軟な対応ができるようになり、より利便性の高い施設へと変化しています。

群馬県で開園している「学校法人東大室学園 清華幼稚園」は、認定こども園に移行して引き続き今まで通りの教育方針と指導を行っていきますが、さらにより良いこども園にすることを目標としています。

以前の幼稚園のように、ありがとうやごめんなさいをしっかり口にできる育成を行うほか、将来成長したときに、世界にも通用する人格形成に努めています。幼いうちからしっかり英語教育も行い、スムーズな英語を話せるよう取り組んでいます。また、さまざまな年間行事も用意し、創造性と自主性を育んでいける行事を行っております。群馬県内・前橋市内や近郊で興味のある方は、一度お気軽にお問い合わせください。

電話番号: 027-268-1992
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