認定こども園の年間行事とは?季節を感じられるイベントが盛りだくさん

認定こども園の年間行事とは?季節を感じられるイベントが盛りだくさん

就業前の子どもの教育、保育施設には幼稚園や保育園のほかに認定こども園という施設があります。認定こども園に通わせたいと考える方にとっては、認定こども園にはどんな年間行事があるのか? と気になることでしょう。

今回は、認定こども園の年間行事について解説をしました。また、年間行事の中の一大イベントであるお泊り保育についても説明をしています。

認定こども園の年間行事とは

認定こども園の年間行事について

認定こども園の年間行事は、1年を通して季節に合ったさまざまな行事があります。4月には入園式や新入生歓迎会があります。新入生歓迎会では、あらかじめみんなで一生懸命練習したお遊戯や歌を披露します。お花などのちょっとしたかわいらしいプレゼントなどを新入生に渡すなど、楽しい時間を過ごしつつ、交流を深めていきます。

そして園により行われる時期は違いますが、認定こども園の年間行事としてお芋掘りがあります。お芋が埋まっているところにスコップを使って上手に掘り、お芋が傷つかないように丁寧に掘り出します。お芋掘りの途中でいろいろな虫を見つけて、子どもたちはいうれしそうにはしゃぎます。

夏には、七夕まつりと待ちに待ったプール開きが行われます。七夕まつりでは先生たちに織姫様と彦星様の物語を劇でお話してもらいます。みんなで七夕にちなんだ手作りゲームをする園もあります。最後は七夕の歌を歌って、元気な歌声を空に届けることでしょう。プール開きは、6月または7月に行う園が多いです。先生たちとのお約束をしっかりと守り、お魚など水の中の生き物になりきってスイスイと泳ぐ子もいれば、まだ少し水を怖がる子などいろいろです。

そして園によっては、12月もしくはお正月におもちつきを楽しむ園もあります。普段家では見ることのない杵や臼などのもちつきの道具を見て、子どもたちは友達といつもとは違う会話を楽しみます。そして園の先生や友達と力を合わせて、おもちを作っていきます。このように年間行事は、子どもたちに普段とはまた違った非日常を味わってもらうことで達成感を感じさせたり、子ども自身が持つ新しい力を発揮させたりする場として活躍します。

お泊り保育について

認定こども園や幼稚園の年間行事の中で、一大イベントといえばお泊り保育です。お泊り保育は、こども園や幼稚園ごとにそれぞれ目的が違います。お泊り保育の一般的な目的を挙げると、親のそばを離れて過ごすことで自信を持たせ、自立心を育てることや共同生活の中で協調性を育てる目的があります。いつもは親に頼ってしまう場面でも、自分たちで挑戦して解決することで子どもたちの成長を促します。そして、普段家の中では経験しないようなことを先生や友達と一緒に経験することで、仲間意識も育てていきます。

お泊り保育は園により、園内で行ったり園外で行ったりと場所が違います。また内容もさまざまで、園内で行う場合は例えば水遊びやゲームを楽しみます。園によっては、夕飯を自分たちで準備する体験として買い物を体験するところもあります。園外でお泊り保育をする場合は自然体験を重視する園が多いです。場所は、自然公園のそばや山などが一般的です。夜は夜でまた違った楽しみがあり、キャンプファイヤーをしたり花火や肝試しをしたりといろいろなイベントが用意されています。

認定こども園について

認定こども園のメリット

ここからは、認定こども園のメリットについて見ていきましょう。まず一つ目に、親が働いているか働いていないかに関わらず利用ができるというところが挙げられます。そのため、入園後に勤務を始めたり出産のために仕事を辞めたりといったことがあっても、転園や退園の必要はありません。専業主婦の家庭の子どもや、共働きの家庭の子どもなどいろいろな家庭環境にある子どもたちと接することができるのも認定こども園のメリットの一つでしょう。

親の就労形態により柔軟に対応ができるため、フリーランスの家庭やパートでも利用しやすいというのが認定こども園の利点です。しかし、後にも説明しますが入園後に仕事を開始した場合、認定区分の変更が生じて預かり時間にも変更があります。そのため在園できるのかどうかは、事前にこども園へ確認をしたほうがいいでしょう。

そして、異なる年齢の子どもと関わりを持つことができるのも認定こども園のメリットです。幼稚園を例に挙げると、一般的には3歳から就学前の子どもまでですが、認定こども園には0歳から受け入れている園もあります。ですから幼稚園などと比べて異なった年齢の子どもの交流が盛んであると感じることでしょう。特に認定こども園は保育の時間も併せ持っています。小さいうちから自分よりも年上や年下のさまざまな年齢の子どもを意識する時間を増やせます。

認定こども園の入園手続きについて

ここからは、認定こども園の入園手続きについて解説をします。認定こども園の入園対象は0歳~5歳ですが、年齢や条件によって区分に分けられます。

1号認定では、3歳~5歳の教育を受けさせたい子どもが入園できます。保護者が働いているか働いていないかの利用制限はありません。1号認定でこども園を利用できる時間帯は基本的に「朝から昼過ぎまで」です。教育時間だけというわけですが、利用時間が前後したり、利用時間の延長を実施したりしている園もあります。保護者がこども園に直接申し込みをして園の内定を受けると、市区町村から認定証が配られます。園によって、希望者の数が定員を超えた場合は抽選などを行います。認定証を受け取ったら、それぞれの園の決まりに従って入園の手続きをしましょう。

2号認定では、3歳~5歳で保育の必要性が認められた子どもが入園できます。ではその「保育の必要性」とはどのようなものなのか、ここでは一部例を挙げていきましょう。働いており、家での保育が困難な場合や、妊娠、出産を控えている場合、親族の介護をしている場合があります。2号認定と3号認定の利用時間は朝から夕方で、延長保育を行っている園もあります。2号認定を受ける場合は市区町村に「保育の必要性」の認定を申請します。市区町村から認定書が交付されれば、利用したい認定こども園に申し込みます。

3号認定では、0歳~2歳で保育の必要性が認められた子どもが入園できます。こちらも、市区町村に「保育の必要性」の認定を申請します。認定書の交付後に、利用を希望する認定こども園に申し込みをします。

まとめ

認定こども園の年間行事について解説をしました。年間行事は季節感に合わせた内容が充実しており、それは子どもたちの思い出作りにも役に立つことでしょう。

「学校法人東大室学園 清華幼稚園」では子どもたちのたくましい人格と優しい心を育むことに努めています。認定こども園を探していましたら、ぜひご検討ください。

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