認定こども園の入園の流れを分かりやすく紹介! 認定区分に注意

認定こども園の入園の流れを分かりやすく紹介! 認定区分に注意

自分の子どもが「認定こども園」に通って、たくさんの友達に囲まれている様子をイメージするのは楽しいものです。しかし、入園の計画をしてみると、どのような手続きが必要なのかが分からずに苦労することがあります。

そこで今回は、認定こども園の入園の方法について分かりやすく紹介します。入園の準備に覚えておきたいポイントもまとめました。

入園の計画をするときには「認定区分」に注意する

認定こども園の入園の準備をするときに覚えておきたいこととして、「認定区分」があります。入園する子どもたちの年齢や状況によって認定区分が異なります。認定区分によって、入学の申し込み方法が大きく異なるので、まずは自分の子どもがどの認定区分になるのかを把握しておきましょう。

おもな認定区分と対象となる年齢は以下の通りです。

  • 1号認定:子どもたちが満3歳以上で、保育を必要としない場合
  • 2号認定:子どもたちが満3歳以上で、保育を必要とする場合
  • 3号認定:子どもたちが満3歳未満で、保育を必要とする場合

保育を必要とするかの基準

2号認定や3号認定のように保育を必要とする場合には、「保育の必要な事由」に該当していなければなりません。以下の項目に当てはまる場合には、保育の必要な事由があるとみなされます。

  • 保護者が妊娠をしている
  • 保護者が出産を控えている
  • 満1歳未満の子どもがいる
  • フルタイムやパートタイムに関わりなく、保護者が働いている、もしくは共働きである
  • 保護者に病気や障がいがある
  • 介護や看護などの世話が必要な家族を抱えている
  • 保護者が災害復旧の活動に携わっている
  • 保護者が職業訓練校などに通っている
  • 「保育の必要な事由」があると市町村が判断した場合

2号認定や3号認定には、保育に関する2つの分類がある

2号認定や3号認定については、保育の必要量によって「短時間」や「標準時間」に分類します。就労時間が毎月120時間以上の場合には、標準時間の2号認定、もしくは3号認定として扱います。

また、就労時間が毎月64時間以上120時間未満の場合には、短時間の2号認定、もしくは3号認定に該当します。ただし、就労時間が毎月64時間未満の場合には、1号認定になりますので注意しましょう。

「標準時間」として認定された場合には、最長で11時間の「認定こども園」での保育の利用が可能です。また、「短時間」として認定された場合には、最長で8時間の「認定こども園」での保育が利用できるので覚えておきましょう。

入園の手続きの流れ

入園を申し込む認定こども園によっても異なることがありますが、おおまかな流れは以下の通りです。

1号認定の場合

1号認定の場合は、以下の流れで手続きを進めますので覚えておきましょう。

願書の提出(9~10月ころ)

認定こども園の入園を希望する場合には、はじめに願書を提出しなければなりません。入園の願書については、ホームページからダウンロードできる認定こども園もあるので確認しておきましょう。また、入園の申し込みにあたり、不安なことや気になることがあれば、早めに相談してください。

入園の選考(10~11月ごろ)

願書を受け付けた後は、入園に関する選考が行われます。選考方法は、それぞれの認定こども園によって異なります。

入園の手続き(11月ころ)

入園の選考を無事に通過したら内定です。入園の手続きを行いましょう。

入園の準備(12~2月ころ)

12月を過ぎるころになると、入園のための本格的な準備を進めます。制服の採寸をしたり、健康診断を受診します。また、教材をはじめとした入園のための教材を購入するのもこの時期です。入園前には説明会が開かれるので必ず出席しましょう。

入園(4月ころ)

すべての準備が整った後は入園です。

2号認定、3号認定の場合

2号認定や3号認定の場合は、1号認定と異なる部分があるので注意しましょう。

市町村に入園のための申込書を提出

入園の申し込みを希望する場合には、市町村で「認定こども園」の利用の申し込みを行います。その際には、「保育の必要性」の認定申請が必要ですので覚えておきましょう。申し込みの手続きは園でも可能な場合があります。

面接(12~1月ころ)

入園のための申込書の提出が終わったら、希望する認定こども園での面接をします。

入園承諾書の通知(2~3月ごろ)

面接を無事に終えて入園の許可が下りた場合には、入園承諾書の通知が行われます。入園のための手続きをしましょう。

入園説明会(3月ころ)

3月ころには入園説明会が行われるので、必ず出席しましょう。

入園(4月)

すべての準備が整った後は入園です。

まとめ

入園の手続きを進めるときには、受付期間に注意しましょう。ほとんどの認定こども園では、ホームページに願書の受付期間を記載しています。提出に遅れることがないように早めの準備を心がけましょう。

群馬県高崎市にある「学校法人東大室学園 清華幼稚園」では、幼稚園型の認定こども園の移行に伴って満3歳から5歳までの園児を募集しています。高崎市周辺にお住まいで、認定こども園に興味のある方は、ぜひご連絡ください。

電話番号: 027-268-1992
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