認定こども園の長期休みってどれくらい? 幼稚園と保育園の違い

認定こども園の長期休みってどれくらい? 幼稚園と保育園の違い

平成27年4月から、幼稚園や保育園は「認定こども園」に移行するところが増えました。認定こども園になったことで、今までとは違う取り組みも行われます。そこで気になるのが、長期休みの期間なのではないでしょうか。今回は、認定こども園の長期休みの期間についてご説明します。

認定こども園では長期休みが取れるの?

少子化が進んだことにより、保育園や幼稚園の数が徐々に減少しています。しかし近年では、保育園と幼稚園が連携した「認定こども園」が増加し、今後注目の集まる新制度が導入されました。

以前のような入園できない待機児童を減らし、教育と保育の両立を可能とした施設ですが、幼稚園のように長期休みが存在します。共働きで働くご家庭の場合、「長期休みに入られると困る」といった方もいらっしゃるでしょう。

認定こども園では、全ての園児が長期休暇に入るわけではありません。園児には1号認定・2号認定・3号認定が存在しており、2号・3号認定は保育園と同じく長期休暇はありません。この制度は家庭環境や状態を市区町村が判断しています。

基本的な長期休みは夏と冬が多く、各認定こども園によって期間は異なります。園によっては、夏には子どもをキャンプに連れて行くなどのイベントも開催しているので、認定こども園を選ぶときはそういった部分にも気を配ると良いでしょう。

1号認定と2号・3号認定の違い

認定こども園では、0歳から5歳までの子どもを預かります。2歳までの子どもは保育園として、3歳から5歳の子どもは幼稚園として教育を学びます。以前までは、小学校にあがることで保育園児と幼稚園児で知能に差がありました。

これには理由があり、保育園では「託児」がメインで幼稚園は「教育」をメインとしているからです。認定こども園になったことにより、保育園に行くべき子どもたちが教育を受けられるようになりました。

保育園と幼稚園が一つになったことで、預かり時間が1号認定と2号・3号認定で異なります。長期休みについても、統合の影響による違いについて確認しましょう。

1号認定の長期休みについて

1号認定は、満3歳以上で教育時間14時30分までの預かる従来の「幼稚園」と同様の位置づけとなります。これに該当する方の多くが、両親が共働きではない場合です。休日も子どもと一緒に行動できるご家庭が多く、こども園が長期休みを取ったとしても問題がほとんどありません。

そのため、1号認定は長期休み期間中はこども園に預けることができません。どうしても預けたい場合は、有料での預かりになる可能性があります。また、保育代はもちろんのこと、給食やおやつ代を請求する認定こども園も存在します。

2号認定と3号認定の長期休みについて

2号・3号認定は1号認定とは違い、「保育園」に該当します。満3歳以上の子どもを預かる場合「2号認定」となり、3歳未満の場合は「3号認定」となります。長期休みがないため、共働きをするご家庭にとってはありがたい制度といえます。

1号認定と2号認定の選び方

子どもがこども園に行っている間、少しでも働いてお金をつくりたいと考えている方にとって、2号認定は1号認定に比べて魅力を感じるかもしれません。しかし、気をつけるべきポイントもあるので、しっかり確認しておきましょう。

預かり時間を把握しておく

1号認定の場合、幼稚園と同じなので原則14時30分まで預かってもらえます。また、認定こども園によっては延長をする制度がある場合もあります。一方2号認定は、18時までの預かりが基本となっています。

18時以降でも対応している園もあるため、こども園自体もしっかり選ぶことをおすすめします。

こども園の料金を把握しておく

こども園の場合は、市が定めた保育料を支払う必要があります。しかし、1号認定の場合は別途こども園が定める給食費や延長費を支払います。2号認定の場合、給食費は保育料に含まれています。1号認定の場合は預かり時間が短いため、今後働く予定がある場合は料金についても考えておく必要があります。

まとめ

認定こども園に通う子どもの対象年齢は、0歳から5歳の就学前の子どもが対象となります。幼稚園や保育園と比べるとまだまだ数は少なく、規則などが徹底されていません。発展途上ではありますが、共働きのご家庭であっても子どもに満足のいく教育を受けさせることができます。

今後も増えていく施設の一つなので、これから子どもを預ける場所を探すのであれば、認定こども園をおすすめします。群馬県にある「学校法人東大室学園 清華幼稚園」も、認定こども園として活動を行います。

人間の基礎が培われる幼児期において、ふさわしい環境と人格育成を目標とした保育を行っています。群馬県でお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。当園はただ子どもを預かり教育するだけではなく、子どもがしっかりと自己表現できる人格の育成にも力を入れています。

社会性やルールを身につけ、小学校にあがってからもスムーズに集団にとけ込むには、こども園での「教育」は必要不可欠です。以前までは保育園を考えていたというご家族でも、こども園では幼稚園と同様の教育を受けることが可能です。

群馬県で認定こども園をお探しの場合は、ぜひ当園にお気軽にお問い合わせください。

電話番号: 027-268-1992
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